平成26年度、123名の新入生を迎えることができ本校の教職員本当にうれしく思います。
今年度は2年生130名、3年生149名、合計402名の生徒と45名の教職員ともにスタートしました。
本校は今年で創立39年目を数え、8,600名を超える卒業生を送り出し高揚地区に根を下ろした教育を行っています。
歴史は昭和51年4月に隣接している高陽中学校から分離しできた学校です。地理的には広島市中心部より北に約10qに位置し、西に太田川を望むとともに、古代弥生時代から集落があり、中世には城を構えるなど古くから歴史の深い地域です。その中に静寂な住宅地があり
「自立」「友愛」「鍛錬」を校訓として、
豊かな教育が展開されてきました。
大きな取り組みとして真亀小学校と落合東小学校との小中連携を密に取り組み、生活面では本校の特色の一つでもある「みそあじ」で一致協力しています。
「み」:身だしなみを整える。
「そ」:掃除をしっかりする。
「あ」:挨拶をする。
「じ」:時間(時刻)を守る。
現在は地域にもこの「みそあじ」が広がり、地域の方とも一緒に取り組んでいただいているところです。
また地域にある幼稚園・保育園・小学校・高等学校とも連携をし、毎年10月の中旬にそれぞれの園や学校で取り組んできたことを一同に発表させる場を設け、保護者はもちろんのこと、地域の方々にも喜ばれています。
こうした取り組みを踏まえ生徒たちは日々成長しています。
今年、前期始業式で生徒に三つのメッセージを送りました。
一つめは、「学びから逃げない」ということです。
このメッセージは2年前からずっと伝えていることです。学ぶことは幸せをつかむことであるということを全ての教職員が同じベクトルをあわせ言い続けています。
二つめは「努力を惜しまない」ということです。
努力をしているから希望を持ち続けることが出来、その努力の結果としてたくさんのものを得ることが出来るということ伝えました。
三つ目には「本校の誇りを持って行動する」ということです。
いつも落合中の生徒としての自覚を持ち、正しいことを正しく行うことが出来るということ。このことが伝統の落中魂につながっているということを伝えました。
この一年間子どもたちの幸せを祈りつつ、家庭や地域と一体になりがんばっていきたいと思います。どうかよろしくお願いします。
原之園 和弘
学校長あいさつ
