アンケートの結果が表示されます
平和アンケート結果
生徒有志による合唱団が「平和の歌(桜よ)」の合唱を披露して平和集会を終了しました。
平成20年 8月 6日
広島市立落合中学校
生徒代表 生徒会執行部
平和はみんなの心から   2008年夏
落合中「平和アピール」

◎戦争の醜さ・残酷さを知らなければ・・・
 
 ヒロシマに原子爆弾が投下されたあの日から63年目の夏です。戦争が終わって63年・・・。遠い昔の出来事だと思っていましたが、長い歴史の中では「ついこの前のこと」だと言えます。現に、63才以上のお年寄りは僕たちの周りにたくさんいらっしゃいます。悲惨な記憶を持たれた方々が、すぐ近くにおられるのです。
 しかし、みんなの記憶から少しずつあの日の悲劇が消え始めています。僕たちも積極的に勉強しようとしなければ知ることはできません。戦争ほど残酷で悲惨なものはないのだということをだれもが知らなければ、平和がどれほど貴重かが分かりません。

◎戦争はいまも続いています。

 戦争はいまも続いています。過ぎ去ったことではありません。今も、世界中で同じ間違いが繰り返され、紛争やテロで家を追われ友達や家族を失う人が後を絶ちません。たとえ日本が平和憲法を持っていても,同じ地球上には核兵器を作って国の力を示すところがたくさんあります。そんな世界情勢の中で、日本が戦争に巻き込まれることが絶対にないと言えるでしょうか。
 宇宙から見た美しい地球には,地図に描かれるような国と国との境界線はありません。なのに文化や宗教の違いが争いを生み,網目ような境界線をつくっています。違いを認め合ったり,正しく理解しあったり,お互いを尊重し合う気持ちがなければ心にまで境界線を作ってしまうことになります。だから,私たちは自分の国を大事に思う心を持ち,他の国を正しく理解する知識を身につけるように勉強しているのだと思います。すべては平和のための勉強かもしれません。


◎アンケートが語るもの・・・
 
 だからこそ、僕たちは知らなければいけないのです。ヒロシマの中学生として、あの日を忘れてはならないし、戦争の醜さを語り継ぎ、平和を求める心を持ち続けなければ未来はつくれません。 
 僕たち生徒会執行部は、その一歩目を踏み出すために、今年もアンケートを実施しました。例年通り、今の世界を「平和だ」と実感している人はほんの一部でした。大多数は平和とは言えないと断言しています。その理由は各地で起こるテロ、子供が銃器を持って戦う内戦、核兵器の製造など、きりがありません。
 悲しいことですが、日本も決して「平和な国」ではないと考える生徒の数は、昨年より増えていました。交通戦争、受験戦争、就職戦争・・・。武器を持たないだけで、戦争と名の付く出来事を理由にしています。さらに、理由としてもっとも多かったのが、殺人事件の報道が続いていることです。人が人を殺し合う「戦争」と今の状況は何も変わりません。だんだん「まさか」が「またか」に変わっていく自分達が怖くなります。


◎落合中学校の平和は・・・
 
 ただ、うれしかったことがあります。「僕たちの学校は平和だと言えますか」の質問に「はい」と答えた人が大多数だったことです。過去の戦争を知れば、今がどんなに幸せかが分かります。
 しかし、それは大多数であって、少数でも「平和」と言えない仲間がいることに目を向けなければいけません。その理由に、「きたない言葉」を使って平気で人を傷つける人がいる。落書きがある。ゴミを投げ捨てわざと汚す人がいる。ルールを無視して自分勝手な行動をカッコイイと思いこんでいる人がいる。強い人には従い、弱い人にはいじわるをする。グループを作って悪口をかげで言い合う。ケンカがあり、暴力をふるう人がいる・・・。たとえ少数でも、この現実から目を背けることは出来ません。僕たちの中に、一人でも安心して学校生活を送ることができない仲間がいたら・・・、笑顔をなくして涙を流している仲間がいるとしたら・・・、もう「平和」とは言えません。


◎平和の一歩を踏み出すために・・・
 
 なぜ戦争はなくならないのでしょうか。なぜ同じ過ちを繰り返すのでしょうか。なぜ核兵器を作り続けなければいけないのでしょうか。
 自分の国さえ守れれば・・・自分さえ幸せなら・・・こんな意識が戦争を引き起こすのではないでしょうか。
 私たちは平和の一歩を踏み出すために、まず自分たちの足元から平和を築きます。それは、自分勝手な言動で人の心を傷つける人に、きちんと立ち向かうことだと思います。悪いことは悪いとはっきり注意し合うことです。そして、私たちの笑顔や安心感を奪う物を、絶対に許さないぞ、という厳しい態度と気持ちを持つことです。そうしなければ、63年前のあの時と何も変わらないことになってしまいます。


◎わたしたちにできること・・・
 
 僕たちに今できることは、「自分さえよければ」を捨てることです。「何が本当に正しいのか」をしっかり考え、知ることだと思います。過去の悲惨な事実をきちんと知り、これからも継承していくことです。だから、みんなでもっと「知る」努力をしませんか。もっと、身近なお年寄りの話に耳を傾けてみませんか。大事な家族・仲間・学校・日本・そして世界が平和でありつづけるために。
 そして、おろかな戦争で一瞬に命を奪われた犠牲者の方々の、尊い命を引き継ぐために、僕たちは平和を求める仲間の輪を広げていきます。過去の悲しみをしっかり受け継ぎ、それを乗り越えて未来をつくる。そういう心を持った大人になることを誓い、落合中平和アピールとします。


事前におこなった、「平和アンケート」を元にして、作成した「平和アピール」を生徒会執行部から発表をしました。
引き続いて、落合中学校「平和集会」をとりおこないました。
「国民学校教師と子の像」の慰霊祭に落合中学校代表として参加した生徒会執行部が、慰霊祭報告をビデをを交えながらしました。
テレビを通して「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式典」に参列し、8時15分に全校生徒で1分間の黙祷をささげ、秋葉忠利 広島市長の「平和宣言」を、また、続いて子ども代表の「平和への誓い」も沈黙の中で聞きました
TV視聴 「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」
みなさん、おはようございます。
今日は、被爆都市「ヒロシマ」に住む中学生として、これからの世界の平和をになう決意をた
にしましょう。また、この日をきっかけに、もう一度平和を求めるために自分たちは何をすべ
きか、一緒に考えましょう
平成20年度 落合中学校「8・6平和集会」をしました。