5月 見つめる原稿

これから、5月の「見つめる」の時間です。

1年生の皆さんは、入学してから、2.3年生の皆さんは進級してから1ヶ月半が過ぎようと、しています。

 先日、新聞の投書欄に、中学2年生の書いた文章が載っていました。

 

『吹奏楽部に入っている。

最近、部活を通じて心の隙に気づいた。

私は小学校の時、金管バンドに入っていて、楽器が吹けた。一緒に入部した友達は、金管バンドに入っていなかったから、初歩のマウスピース練習からだった。

 私は、「楽器を吹けるから」と思い、練習をおこたってしまった。この時すでに、心の隙が生まれていた。

入部から一年がたった。私は、その心の隙を抱えたまま練習してきた。

 そして、部活を休みがちだったり、よく遅刻をしたりしたので、先輩にたびたび怒られるようになった。楽器が違うこともあったが、いつのまにか友達のほうが私より高い音が出るようになっていた。

 小さな事をきっかけに、私の心の中に生まれた隙が、気づいたら「溝」というぐらい大きくなってしまっていたのだ。

 こんな心の隙は、いつでも誰にでも生まれるだろう。だから、そんな心の隙を作らないように、どんな時も一生懸命にやりたい。』

 この人は、2年生になって自分を見つめ直したときに、自分の心の中に隙、つまりちょっとした油断があったのだ、ということに気がつき、自分でもう一度気持ちを入れ替えて、がんばろうとしているようです。

 皆さんも新しいスタートをして、がんばり始めたときでしょう。

しかし、すこしずつ学校生活や、新しいクラスになれてくると、「まあ、今はこれくらいにしておいて、後からやろう。いつでもできるさ。」という気持ちがめばえてきて、今やらなければならないことが、先延ばしになってはいないでしょうか?

今日は、もう一度自分を見つめ直して、これから1分間、瞑目して

新年度になって、自分ががんばろうとしていること。そのためにがんばっていることを考えてください。

 

(1分間)

1分間経ちました。目を開けてください。配られた用紙に、今思ったこと、考えたことを書いてください。